色々悩んでたどり着いたのが「スマートウォッチ」
今回、時計を模索するにあたり、条件として
- そもそもボクの見た目に、「社会的な貫禄」とか「男の色気」といったものが残念なくらい全く備わっていないので、「いかにもな時計」はまず無理。ていうか経済的に無理。
- さらに「知的でオシャレ」とか「健全な爽やかさ」も皆無どころかベクトル的に真逆なので、デザインウォッチやGショックなどはまず似合うとも思えない。
まだまだ条件はあるけど、これ以上書くと自分で自分を無駄に傷つけてしまい時計を選ぶ前に生きることに心が折れそうなので、ひとまず「とにかく目立たず、ただ時間が分かればそれでもう結構です」という解答に無事着地できました。
それがこのスマートウォッチ。
時計に見えにくいあたりが最も大きなポイントです。
特にスマートウォッチにこだわったわけではないのですが、とにかく目立たない時計で絞り込んだらこのスマートウォッチにたどり着いたという感じです。
それでは早速、仕様などをご紹介します。
今回購入したのは「Totemoi スマートウォッチ」
箱には「Totemoi」とあります「トテモイ」でいいのかな?Amazonで購入しました。
このスマートウォッチに関しては、色んなメーカーからほぼ同じスペックの似たような見た目のものが同価格帯でごまんと販売されてました。
そんな中、コレを選んだ理由は「最も小さそうで個性が無かった」ところ。
主な仕様はざっとこんな感じ。
- 重さ:20g(10円玉4~5枚くらい)
- 厚み:10mm(最も厚い部分)
- 幅:19mm(最も幅の広い部分)
- 生活防水
- 時計をかざすと液晶が自動で点灯
- USB充電(4~5日くらいは連続使用可能)
- 価格:3,699円(2018/5/28の時点で)
とにかく軽いです。
販売サイトなんかでは「スマートブレスレット」なんてちょっと恥ずかしいキャッチフレーズが付いてますが、なるほど確かに装着感はブレスレットと呼べるくらい軽いです。
操作や設定の手順も至ってシンプル
操作もホームボタン1つで、そこに触れると機能の切替が可能。
そしてスマホとペアリング作業も実に簡単で、開封してから2~3分ですぐ使用できます。
ただひとつ残念なのは、メイドイン近隣諸国なので説明書はしょうがないとしても画面に表示される言語でも、ほんの少しですが日本語を間違えるといった故郷愛を感じさせる仕様となってます。
ユニークな機能が満載
個人的には小さな時計ってだけで充分だったのですが、使ってみると惚れ惚れするような機能が満載でした。
- 歩数計
- 心拍数測定
- 血圧測定
- 睡眠時間
- スマホを遠隔でコールできる(スマホ探索)
- スマホのシャッターを遠隔操作
- 着信やメールなどを知らせてくれる
などなど、使う人によっては必要ない機能もありそうだけど、とにかく機能は豊富。
そこで今回この中でも、ボクが個人的に「これは便利やで」と思わず関西弁で感心した機能のいくつかをピックアップしてご紹介したいと思います。
おすすめ機能その①:着信やメールなどを表示とバイブでお知らせ
コレ本当に最強です。
街中やショッピングモールといった雑踏の中で聞き逃しがちな着信やLINEの音ですが、
スマホとペアリングされたスマートウォッチなら、着信があると手首に「ヴンッ」と振動があり、ディスプレイ画面に着信の場合だったら相手の名前、LINEなどの場合なら相手とメッセージが表示されるので、もう聞き逃しや見忘れとは完全におさらば。
Instagramにコメントが入った時なども通知してくれます。
つまりスマホ側の呼び出し音を完全にOFFにできるので、映画館や劇場といった暗い中でも音の迷惑はもちろん、確認のためにスマホをかざすコトがなくなるので、スマホのディスプレイ光で周囲に迷惑をかけることもありません。ホントに「超」便利です。
この機能だけでも買う価値あるんじゃないかと思うほどです。
おすすめ機能その②:アプリと連動した健康管理
「H Band」というアプリで装着している間の
- 歩数
- 心拍数
- 血圧
- 睡眠時間
の動きを常に測定、そして記録してくれます。
個人的には睡眠時間と「時間帯による熟睡レベル」まで記録してくれているのには驚きでした。
今のところ特に体調が悪いワケでは無いですが、こういった記録を留めておけば健康への意識が向上して良質な睡眠や運動に繋げられそうに思います。
また、このアプリでGPSを利用した移動マップの記録、さらに設定ではお知らせするSNSなども個別に指定できます。
おすすめ機能その③:スマホの遠隔操作
シャッターに関しては、自撮り棒や専用ツールに比べるとあまり必要ないのかな?と思いますが、周囲に知り合いが居なくてスマホを探すような場面でスマホを鳴らせるのは非常に便利ですね。
これもなかなかにいい機能だと思いました。
そして何がすごいって、やはりこの時計に見えないシンプルなブレスレットでそれを可能にしてるってところが個人的に大ヒットです。
今のところ不満なポイントは
- 液晶の輝度が低い(好天の屋外ではかなり見づらい)
- 完全防水ではないので海やプールで水中に浸けることができない
- H Bandの記録が「今日・昨日・一昨日」までというところ
ってとこくらいでしょうか。
このあたりは価格が価格なので…っていう部分なので、いずれLEDや防水性能さらにはストレージの機能や技術がローコストで向上するのを待つしか無いのかな?
今後はぜひSWATCH(スウォッチ)に参入してほしい!
この「お手軽なスマートウォッチ」にぜひ参入してほしいのが、SWATCH(スウォッチ)ですね。
もちろん、すでにSWATCHのスマートウォッチ自体は発表されてるのですが、今回ボクが提案したコンセプトとは異なり完成度の高い「ファッションとしてしっかり主張」された「従来の腕時計らしい大きさ」のタイプなんですね。
でも、コレはコレでもちろんSWATCHのスマートウォッチだけにカッコ良く、物欲はめちゃめちゃそそられてます。
カッコ良すぎです。
実にSWATCHらしい洗練されたデザインそして独自のOSを採用するなど、今回ご紹介しているスマートウォッチとはまったく別モノのこれぞまさに「デザインウォッチ」ですね。
休日のカジュアルウォッチとしては抜群にオシャレだと思います、価格も1万円強と腕時計としては非常にリーズナブル。
お父さん思いのご家族の方(特にゲームや古着・雑貨が好きなお母さんとマンガとポケモンが好きな小学生の女の子)はぜひプレゼントとして候補に入れてください。
この白黒のモノトーンのヤツがいいです。
気軽に楽しめるSWATCHの魅力
ボクがまだ腕時計をひとつのファッションとして受け入れていた学生の頃、SWATCHが好きで何個か集めてたのですが、やはり「かわいい」くて「カジュアル」でさらに「安価」なところが魅力だったんです。
なので、いまだにボクにとってはそれがSWATCHのブランドイメージで、できれば今回のように小さくてシンプルな見た目のスマートウォッチをSWATCHが手掛けたら、それはそれは素敵なデザインを施した色んなパターンがリリースされるんじゃないか?って夢見てます。
まとめ:「軽い」「目立たない」「多機能」さらに「安い」スマートウォッチはおすすめ
腕時計の必要性を感じてはいたものの、巷の腕時計に抵抗があったボクにとっては、以下の条件がとても重要でした。
- 当たり前過ぎるけど「時間が分かる」
- 防水(タフに使える)
- 超軽量
- シンプルな見た目
- 失くそうが壊れようが気にならないほどに安い
以上のような、これまで腕時計が持っていた「ステータスを感じさせる高級品」なイメージを、もし完全に拭い去ったモノであれば、気軽に時間を知るツールとして腕に巻けるのでは?というのが最近ボクに芽生えてきた考え方でした。
そこで出会えたのが、今回のスマートウォッチ。
軽いし、腕時計としての主張も無いから気を遣うこともなく、何より価格が3,000円前後なら壊れたり紛失することにあまり執着しなくていいんですよね。
そしてこの豊富な機能。
腕時計を選ぶなら、ボクは少なくとも現代ではコレ一択なんじゃないのかな?とすら思います。
いかがでしたでしょうか?
今回は「小さく軽く」「見た目に時計らしくなく」「そして面白い機能が詰まった」「安価」なおすすめ腕時計スマートウォッチをご紹介しました。
もし興味のある方はぜひチェックしてみてください。では。