仕様
今回購入したのは1,500円(2016年12月現在)の「Tepoinn 3D VR ゴーグル」というもの。
箱を開けてみるとこんな感じ。
プラスチック製で軽く、造り自体は非常に簡素だが1,500円にしては上出来。
顔に当たる部分は、ヘッドホンの耳あてのような柔らかい素材となっており
スマホ画面との距離と見え方の角度を調節するダイヤルがついてる。
さっそく使ってみる
スマホをセットする部分を開ける。
スマホでダウンロードしたVRアプリを起動する、今回は恐竜の世界を歩き回るだけのアプリ。
VR専用のアプリはこのように画面が2分割になっている。
いったんセットしたスマホは操作できないので、起動後ゲームスタートしてからいそいそとセットしなくてはならない。
別にいいのだが、セットする間も画面は色んな方向を映し出すのでどこかあらぬ方向に行くんじゃないかと少し焦りつつフタをパコっと閉める。
色んなデバイスに対応してるためスマホを置くスペースが広めに作られているが、スマホがズレるようなことはない。
さっそく装着して、ダイヤルで焦点を合わせる。
安普請でなかなか焦点の合う場所が無くて癇癪おこしてゴミ箱に叩き込んだりすんのかな?なんて思ったけどアッという間に焦点が合うし、閉めてもイヤホンやヘッドホンなどを差して使えるようにと横に少し隙間が空いてたりと、造りは簡単なのにけっこうよく出来てる。
視界に3Dの世界が広がり、360°どこを向いても動きと映像がリンクするので、なかなかのバーチャルワールド。特に初めてのときは「おおっ!」となった。
感想とまとめ
コントローラーは買うべき…かも
別売のBluetoothのコントローラーを購入したほうがいいのかな…と思う場面が多々ある。
ゲーム中の操作はもちろんとして、コンテンツが終わるたびにゴーグル外してパカっと開けてスマホを操作してまたハメて…ってのをやらないといけないので、色んなアプリを続けて楽しむにはコントローラーは要るなぁと思った。ただ、ゲームモードの選択画面やアプリを切り替える時の画面が3D用に分割されてないと結局ゴーグルから外さなくてはいけないんだけど。
アプリについて
現在、10数本のアプリを体験してみたが、3Dの世界をただ回遊して「わぁ3Dだぁ!」というだけのアプリばっかりになると3Dテレビの二の舞になるんだろうけど、面白いコンテンツも多かったので今後のアプリに期待。
しばらく色んなアプリをプレイしてみて、いずれまとめてお知らせしたいですね。
もし優秀なアプリが増えると、このプラスチックの箱メガネも各家庭に鎮座する日がくるんじゃないかなと思う。
アプリの操作性について
今のところ「ムービーを見るだけ」または「ただ歩くだけ」のアプリが多いので、行きたい方向を向くだけで進むようにできている。
「撃つ」や「取る」といった行動は画面中央にあるポインター(点)をアイテムに合わせることで手に取ったりアイテムを使ったり…といったアクションになり、さしてストレスもなくゲームを進めることができる。
まとめ
何よりこのゴーグルを装着した時のビジュアルには違和感があり、イマイチ浸透しない理由の一端があるように思う。馴れというか意識や感覚を変換するきっかけが必要じゃないかな。
- 操作は簡単で造りも上出来
- アプリはまだまだ発展途上中
- 装着してキョロキョロする姿を見られるのは恥ずかしい
- 価格が安いのでとりあえずコレを買ってみると色々遊べる
まだまだこれからのツールだなとは思ったけど、3Dテレビの時よりは展望を感じたので色んなアプリを試してまた記事を書きたいなと思いました。